2019年07月13日

松方コレクション

国立西洋美術館へ松方コレクション展を鑑賞に行ってまいりました。
松方コレクションは、神戸の川崎造船所(現・川崎重工業)の初代社長を務めた松方幸次郎が、1910〜20年代にヨーロッパ各地で蒐集した美術品のコレクションです。浮世絵約8000点のほか、西洋絵画、素描、版画、彫刻、装飾芸術品など3000点近くにのぼります。関東大震災と昭和金融恐慌によってコレクションは散逸。ロンドン(約900点)、パリ(約400点)、そして日本(約1000点以上)で分散したコレクションはそれぞれの道を辿ることとなりました。このうち、パリから戦後返還された375点が、日本へ「松方コレクション」として返還されました。これを保管展示するための美術館として1959年に国立西洋美術館が設立されたのでした。
見どころは、何といっても世界各地に散逸した松方旧蔵の名作が集結したことでしょう。約160展が結集しました。オルセー美術館の至宝・ゴッホ《アルルの寝室》などなど。2016年にパリ・ルーヴル美術館で発見され、国立西洋美術館に寄贈されたことで大きな話題となったモネ《睡蓮、柳の反映》が現存部分の修復を経て、初めて公開されていました。絵画の素晴らしさはもちろんですが、直接モネから譲り受けるなどその精力的な「松方幸次郎」のエネルギーに感動でした!
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2019年07月08日

長島記念館

熊谷にある「長嶋記念館」を訪ねました。長島記念館は、埼玉銀行頭取・会長を勤め埼玉県経済界の発展に努めてきた、故長島恭助氏の生家を利用して平成6年にオープンしたところです。記念館の大谷石で作られた蔵の中には、生前の長島氏が収集した川合玉堂・横山大観らの絵画や刀剣などが展示されていました。母屋も見学できます。築300年位のとても立派な家でした。
熊谷に会議があって、折角いくのならと思い立ち寄らせていただきました。中に入ると受付の方から「見学終わりましたらお茶を飲んでいってください」と声を掛けられました。他に見学者もなく見学後、受付の縁台に座り、管理の方ともお茶を飲みながら三人でお話をしました。梅干のお茶請けまでいただき、記念館の樹木や地域の話、黒須銀行、渋沢栄一や遠山記念館、荻野吟子記念館の話など・・・。とても風情のあるところで、期せずしてとても良い時間を過ごしました。また違う季節にお伺いしますと言って後にしました。
こういう寄り道も楽しい。・・・忘れかけていたちょっと幸せなひと時でした。
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長島恭助は、明治34年(1901)生まれ、県立熊谷中学校(現熊谷高等学校)・山口高等商業学校(現山口大学)を経て、大正12年(1923)武州銀行に入行いたしました。以来、69年間銀行一筋に生きてきた人です。武州銀行に入行して、合併により埼玉銀行・協和埼玉銀行・あさひ銀行と銀行名は変わりましたが、その間、埼玉銀行頭取・会長を勤め埼玉県経済界の発展を担った方です。銀行業務のかたわら多くの団体の要職にも就き、文化・スポーツ・教育・福祉、その他多方面に亘り埼玉県の伸展に尽しました。
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2019年06月29日

スタジオのピアノ

スタジオのピアノが交換され、新しく入りました。今日、藤光理事にお願いし、お披露目の弾き始めを行いました。今までのピアノが、不調で評判が良くなかったもので、安心とともに皆さんに喜んで弾いていただけるかと、とてもうれしく思いました。藤光さんからピアノの説明もしていただき、勉強にもなりました。
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モーツアルト、ドビッシー・・・そして解説も。藤光さん、どうもありがとうございました。ピアノも喜んでいると感じました。これから多くの人に親しまれるピアノになってもらえることを願っています。
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2019年06月25日

碓氷製糸見学

日本数件しかなくなった絹糸の製糸工場「碓氷製糸工場」を見学しました。毎年行っているアミーゴ織物工房の研修会、総勢9人で行ってきました。
現在、国内で現役稼働している機械製糸工場は碓氷製糸工場を含め2社しかなく、同工場は日本で最大の生糸生産量を誇っています。現在、機械製糸は国内では碓氷製糸と山形県の松岡製糸が残るだけ。国用製糸は長野県に宮坂製糸、松沢製糸があり、一般には製糸会社は4社といわれています。場所は松井田市街がある河岸段丘の下段で、碓氷川の河原に近い場所。製糸では大量のお湯を使うため、水の確保がしやすい川の近くに作られたと思われます。
アミーゴは織物がルーツの施設。織物工房を通して、毎年織物に関係する施設を訪ねのはとっても楽しく勉強になります。しかし、繊維に関する施設はだんだん少なくなり、訪問先を探すのも一苦労です。日本の近代化を支えた繊維産業、そしてそれを文化に変えて日本のまちづくりとして活動している団体など様々な角度から研修先を訪問してアミーゴ、工房の運営に役立てていきたいと考えています。

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繭を入れて工場に運ぶ袋が干してありました。袋に名前が書かれていましたが、これはすでに無くなった製糸工場のものとのことでした。秩父製糸と書かれた袋もありました。

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研修の後は、軽井沢のホテルでランチ!そして、旧軽銀座で名物ミカドのモカソフトを!
楽しい一日でした。
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2019年06月10日

アート散歩 平塚市美術館

アミーゴの人気事業「アート散歩」で平塚市美術館、町田市国際版画美術館へ行ってまいりました。どうもこの事業、雨に見舞われるのですね。今回も出発時は曇りでしたが、案の定町田市に着く頃は雨になりました。雨男雨女が多いようです〜。バスの中では、参加された皆様に一言づつ自己紹介をお願いしています。皆、真面目にアートに向き合う気持ちを話されます。学習意欲に満ちとっても前向きです。しかし、共通していることがあります。それは「昼食」を楽しみにしていることです。「食事は大切だな!」と感じました。スタッフはこれから、美術館の選考だけでなく、食事場所の選定も大きな仕事になりますね!

町田市国際版画美術館は、内外のすぐれた版画作品と企画展示を行っています。今回は、企画展 THE BODY―身体の宇宙― を鑑賞しました。15世紀の西洋古版画から現代日本の美術家の作品まで、小宇宙ともいうべき身体の世界をめぐる展覧会です。
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平塚市美術館では、「空間に線を引く−彫刻とデッサン展」を鑑賞しました。彫刻という三次元の作品制作するためのデッサンとそれに関連する彫刻を鑑賞しました。 エントランスや通路が大理石でゆったり優雅で、広々としていてとても気持ちの良い美術館でした。「湘南の美術・光」をメインテーマとして1991年に開館。 隣接しているレストランもオーガニック食材を使っており 芝生の庭を見ながらお食事ができます。 ここでランチを摂りました。皆さんの評価は、概ね良好!ホッとしました。
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雨に降られましたが、一日掛かりの事業は、たくさんの方とお話ができ、アミーゴのこともたくさんはお知らせすることができ有意義なものでした。いろいろアミーゴの事業のことでも意見をいただきました。多くの方に耳を傾け接することがアミーゴをよくする近道と感じました。
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最後に、平塚花菜ガーデンでバラを鑑賞してきました。雨の中でしたが・・・
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2019年06月04日

怒涛の三日間

6月に入り、1日は「いるま狂言会」、2日は「金子淳ピアノコンサート、3日は「うたごえアミーゴ」と事業が続きました。さすがに疲れましたよ〜〜〜なんてアミーゴは人使いが荒いの。。。
「いるま狂言会」は、昨年まで3回にわたって産業文化センターで開催してきました。産文センターの改修のため、今年と来年は古巣の「アミーゴ」で開催です。アミーゴの舞台は客席と近く、演者が手に取るように見られることから、結構お客さんから人気があります。しかし、キャパが100人程度で多くの方に見てもらえないことや舞台が狭いので演じにくいのが玉にキズなのです。今回は、装束の着付けの実演も行いました。皆さんとても喜んでいただきました。工夫を凝らすことも私たちの使命です。演目は「柿山伏」「清水」「呂蓮」といずれも分かり易く、大いに笑いました。来年はどんなことをやろうか、今から考えていきます!
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2019年05月27日

池田綾子コンサート

こころ旅。自転車少年だった俳優の火野正平が「旅人」と称し、視聴者から寄せられた手紙に書かれた「こころの風景」を訪ねながら日本列島を相棒「チャリオ」(自転車の愛称)で縦断する・・・テレビ番組。人それぞれに思い出の場所、風景があるんです。風景とその時の想いが重なっているのですね。
私も時折見ています。感動する手紙や風景がいっぱいあります。この番組の主題歌「こころたび」を歌っているのが池田綾子さんです。埼玉県出身で、アミーゴのある仏子の武蔵野音大出身です。二年間過ごした入間に思い出がいっぱいと話していました。こんなご縁があって昨年に続き二度目の公演となりました。爽やかな歌声にたくさんのお客さんを魅了しました。遠くは、青森、岩手そして福岡、大阪とアミーゴにやってきてくれました。遠来の方にアミーゴの歴史などもお話させていただきました。
終演後、昨年は桜の3月、今年は新緑の5月、さて来年は秋に公演しましょうか!とお話ししました。実現するといいな!
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2019年05月24日

第13回アミーゴネット総会

早いものですね。アミーゴを運営する私たちNPO法人入間市文化創造ネットワークの総会も13回を数えることになりました。お陰様で21日に無事終了することができました。総会の後の、交流会は多くのお客様を迎え盛会に行うことができました。副市長、県議、市議、区長さん、地元学校の教頭先生、県西部地域振興センター、博物館、関係市役所職員さんなどなど日ごろお世話になっている方々に、深くアミーゴらしさを感じていただこうと設営いたしました。アミーゴのスタッフも事業のお手伝いとは違った時間で、ゆっくり交流してほしいと思います。
そして、いつも、日本一楽しく魅力的な総会交流会を目指して行っています。音楽、演劇、お客様の一言などあっという間に時間が過ぎていきました。今回の、劇団アミーゴのミニシアターは「平成を振り返って」もらいました。地元ネタを取り込んで完成度の高い出し物でした!
私もこの総会にはエネルギーを使います。一同の人に、アミーゴを短時間で知ってほしいという願いからです。これからも、もっともっと充実した総会交流会ができますように知恵を絞っていきたいと思います。
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2019年05月16日

朝コンサートVol.11

今年も朝コンサートが始まります!年5回、2年間続けてきましたが、毎回人気の企画です。今年度も5,6,9,11,3月と5回の予定で開催します。今月は10,11日と2日連続して開催しました。ピアノの都築さん、松崎さんのお若い二人のデュオでした。二日間の開催は、毎回満席になるので、二日とも同じ内容で多くの方に参加できるチャンスをと考えました。お陰様で初日30人、二日目26人の方がお出でになりました。ドビッシー、ラヴェル、シューマンなど五月晴れのアミーゴの館庭を望みながら聴き入りました。なんて優雅な清々しいひと時・・・。やはり朝コンはいいな〜と思うのでした。
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2019年05月01日

令和を迎えるに当たり 文化芸術振興

アミーゴが誕生した2001年に、国が初めて文化・芸術振興の基本理念と国・地方公共団体の責務を明文化した「文化芸術振興基本法」が制定されました。正に入間の「文化創造元年」だと思うのです。
2017年(平成29年)に、総合的な文化政策を推進しようという狙いで「文化芸術基本法」と改められましたが、国が政策の対象として「文化」を取り入れたことは、それまで、まちづくりや教育、福祉分野等と連携したアートプロジェクトが数多く行われてきたことが要因だと思います。
文化は「緊急性」という点においては公共政策のなかで優先順位が低いですが、継続しないと成果もあがらず、その地域の文化が存続し得ない状況になります。だからこそ文化には政策が必要だと思うのです。
文化政策に主体的に取り組む自治体とそうでないところの格差が広がっているのが、今の日本の現状です。入間市はどうでしょうか?全国の自治体で文化振興計画が作られていますが(入間市は作られていません)、形式的につくられているものが多く見受けられます。しかし、それらは地域特性に応じた内容になっておらず、「その地域特有の文化」も見出せていません。「計画は、ただ作っても動かない。動かすシステムをどう組み立てるかが重要」なのです。「文化振興計画」は、無いよりあった方がまし、という考えではなく、法律の施行を受けて、なぜ文化政策が必要かを十分理解し、地域の文化特性を精査し、作った後も、自治体も地域に暮らす我々もどう行動するか知恵を絞ることが大切と思います。
このまちに暮らす市民が「文化や芸術を大事にするまちでよかった」と思え、自分も当事者の一人だと実感を持てる文化振興のためには、市民と行政が日常的に対話を重ねていくことが重要ではないでしょうか。
今日から「令和」。令和の幕開けを、入間市の文化政策元年にしていきたいと思います。アミーゴもその一員として行政と協力していきたいと思います。
posted by mizuさん at 10:58| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする