【日記の最新記事】
2012年05月12日
国際交流協会総会と劇団アミーゴ
5月は、総会だらけ。アミーゴの総会はもちろんですが、様々な団体が3月までの事業を終了し、この5月辺りに総会を行います。入間市の国際交流協会もその一つ。昨年から我が劇団アミーゴも懇親会のアトラクションとして呼ばれ、国際交流をテーマに15分程度の演劇を上演しています。名付けて「アミー君の日本見聞録」。今回は国際結婚をテーマに上演しました。外国人女性が日本に来て、日本人と結婚して、文化の違いで行き違いを起こしていくストーリーです。脚本家の原田さんにお願いして、台本を書いてもらっています。私もついつい「よろしく!」とお願いしてしまいますが、内容もだんだん重くなってきて大変だなと思います。来年は、その夫婦に子どもが生まれて・・・というストーリーを依頼されてしまいました。ますます重くなりそうです。その重いテーマをウィットにとんだ笑いで包んでいくところに原田さんの絶妙な演出があるのですが。さて、来年が楽しみです。入間市国際交流協会は年会費1000円で入会できます。入間市の姉妹都市であるドイツ・ヴォルフラッツハウゼン市、中国・奉化市、佐渡市との交流や市内にいる外国人とのコミュニティをつくることが大きな役割です。でも、この劇団アミーゴを見るだけでも価値はありますよ!

2012年05月08日
いわさきちひろ美術館
早いものです。昨年5月に亡くなった小林佳代子さんのお墓参りに行ってきました。仲間8人で、お墓に花を手向け、お線香をあげ、手を合わせ、今を頑張って生きている僕らを報告し、そして、安らかに天上から見守ってくださいと願いました。
帰り途中で寄ったお蕎麦屋さんは、生前佳代ちゃん家族でよく行ったお店だとのことで、皆で食事会をしました。なかなか大きな店で、美味しい料理を食べさせてくれました。その店の向かい側に「いわさきちひろ美術館」がありました。いわさきちひろが最後の22年間を過ごした、練馬区の自宅兼アトリエ跡地に建つ美術館です。もう30年近く前に行ったことがありました。久しぶりだなぁ、こんな場所だったかなぁと思いながら、折角だからみんなで見て行こう、ということになりました。

いわさきちひろは、黒柳徹子さんの自伝エッセー「窓ぎわのトットちゃん」の挿絵で有名な、大正〜昭和(1918〜1974)を駆け抜け55歳で死んだ母親画家です。子どもを生涯のテーマとして描き続けた画家でした。9,400点を超える作品のなかに子どものあらゆる姿を描き出しています。
やわらかなタッチと、水彩絵の具のぼかし技法で描かれた作品は、とても美しく、人を優しく包んでくれます。そして、少女時代を戦火の中で送った作者の平和への祈りや、子どもが健やかに生きられる世界への願いが込められているように思います。
煩雑な日々の中で、忘れていたものを一枚一枚の絵が思い出させてくれました。物質だけの幸せや喜びではない、自然であり、ふつうであることの幸せ・・・久しぶりに新鮮に気持ちになりました。こんな絵が描けたらなぁ。佳代ちゃんのお陰かもしれませんね。

帰り途中で寄ったお蕎麦屋さんは、生前佳代ちゃん家族でよく行ったお店だとのことで、皆で食事会をしました。なかなか大きな店で、美味しい料理を食べさせてくれました。その店の向かい側に「いわさきちひろ美術館」がありました。いわさきちひろが最後の22年間を過ごした、練馬区の自宅兼アトリエ跡地に建つ美術館です。もう30年近く前に行ったことがありました。久しぶりだなぁ、こんな場所だったかなぁと思いながら、折角だからみんなで見て行こう、ということになりました。
いわさきちひろは、黒柳徹子さんの自伝エッセー「窓ぎわのトットちゃん」の挿絵で有名な、大正〜昭和(1918〜1974)を駆け抜け55歳で死んだ母親画家です。子どもを生涯のテーマとして描き続けた画家でした。9,400点を超える作品のなかに子どものあらゆる姿を描き出しています。
やわらかなタッチと、水彩絵の具のぼかし技法で描かれた作品は、とても美しく、人を優しく包んでくれます。そして、少女時代を戦火の中で送った作者の平和への祈りや、子どもが健やかに生きられる世界への願いが込められているように思います。
煩雑な日々の中で、忘れていたものを一枚一枚の絵が思い出させてくれました。物質だけの幸せや喜びではない、自然であり、ふつうであることの幸せ・・・久しぶりに新鮮に気持ちになりました。こんな絵が描けたらなぁ。佳代ちゃんのお陰かもしれませんね。
2012年05月01日
我が家の花たち
2012年04月30日
ボストン美術館展
東京国立博物館でボストン美術館展が行われています。随分前に前売り券を買っておりましたが、なかなか行くチャンスがなく、やっと行ってきました。
フェノロサや岡倉天心以来収集が続けられてき東洋美術の殿堂と称されるアメリカのボストン美術館に収蔵された日本美術コレクションです。これを見ないわけにはいきません。なかなかボストンまで行けませんからね。それにボストン美術館だって、これだけのものを一堂に展示する機会だってないと思います。
明治時代、当時の日本は廃仏毀釈など政府の仏教芸術否定により貴重な文化財の多くが失われようとしていました。廃仏毀釈令により、多くの寺院が二束三文で所持する美術品を売りに出したのを、フェノロサ、ビゲロー、岡倉天心がスポンサーを見つけて入手し、散逸を防いだのです。この3人なくしてはボストン美術館の日本美術コレクションは語れないということですね。
一番人気だったのは、《吉備大臣入唐絵巻》と《平治物語絵巻》の絵巻でしょうか。2作品は二重三重の列で鑑賞するほど混んでいました。「吉備大臣入唐絵巻」は、吉備真備が唐にわたり、役人の様々なイジワルに会いながら、先に唐に行っていた阿倍仲麻呂の幽霊に助けられたりしながら、超能力で次々難問を解決してゆく様をユーモラスに描いたものです。いや、飽きないです。ここは並んでも見るべきです。「平治物語絵巻 三条殿夜討巻」は、源義朝、藤原信頼らの急襲に上皇側の大混乱がドラマチックに迫力をもって描かれています。NHKの大河ドラマを見るが如くです。
そして、見どころは「龍」。長谷川等伯の「龍虎図屏風』と曽我蕭白(しょうはく)の「雲龍図」が迫力満点でした。
等伯
蕭白
トーハクのテーマも、「奇才 曽我蕭白」の通り、蕭白という人、面白い人間のようです。同じ人間が描いたとは思えない、題材もいろいろ、ユーモラスで怪奇的、繊細なタッチかと思えばざっくりと描く。不思議な人物だと思います。これでもかっていうくらい蕭白の絵が並び、そして最後に目玉の「雲龍図」!襖絵。8面に超どアップで描かれている龍。すごい迫力です。
顔だけで2面、片手だけで1面使って描かれてます。しかも顔が愛嬌あって、あまり怖くない。等伯の龍より全然怖くない。この雲龍図を見るだけでも価値があるかもしれません。平安・鎌倉期の仏画、伊藤若冲「鸚鵡図」他にもいい作品がたくさんありました。
日本にあったら間違いなく国宝級という作品群。返す返すも海外に流出させてしまったことを残念に思う。しかし、フェノロサたちが収集できずに行方知れずになった作品も多々あっただろうと考えると、少なくともこれらの作品が海外で大事にされてきたことはありがたいとも思います。そして、日本の至宝がこれだけたくさん一度に見られるのも貴重なことだと。
6/10まで開催です。
フェノロサや岡倉天心以来収集が続けられてき東洋美術の殿堂と称されるアメリカのボストン美術館に収蔵された日本美術コレクションです。これを見ないわけにはいきません。なかなかボストンまで行けませんからね。それにボストン美術館だって、これだけのものを一堂に展示する機会だってないと思います。
明治時代、当時の日本は廃仏毀釈など政府の仏教芸術否定により貴重な文化財の多くが失われようとしていました。廃仏毀釈令により、多くの寺院が二束三文で所持する美術品を売りに出したのを、フェノロサ、ビゲロー、岡倉天心がスポンサーを見つけて入手し、散逸を防いだのです。この3人なくしてはボストン美術館の日本美術コレクションは語れないということですね。
一番人気だったのは、《吉備大臣入唐絵巻》と《平治物語絵巻》の絵巻でしょうか。2作品は二重三重の列で鑑賞するほど混んでいました。「吉備大臣入唐絵巻」は、吉備真備が唐にわたり、役人の様々なイジワルに会いながら、先に唐に行っていた阿倍仲麻呂の幽霊に助けられたりしながら、超能力で次々難問を解決してゆく様をユーモラスに描いたものです。いや、飽きないです。ここは並んでも見るべきです。「平治物語絵巻 三条殿夜討巻」は、源義朝、藤原信頼らの急襲に上皇側の大混乱がドラマチックに迫力をもって描かれています。NHKの大河ドラマを見るが如くです。
そして、見どころは「龍」。長谷川等伯の「龍虎図屏風』と曽我蕭白(しょうはく)の「雲龍図」が迫力満点でした。
トーハクのテーマも、「奇才 曽我蕭白」の通り、蕭白という人、面白い人間のようです。同じ人間が描いたとは思えない、題材もいろいろ、ユーモラスで怪奇的、繊細なタッチかと思えばざっくりと描く。不思議な人物だと思います。これでもかっていうくらい蕭白の絵が並び、そして最後に目玉の「雲龍図」!襖絵。8面に超どアップで描かれている龍。すごい迫力です。
顔だけで2面、片手だけで1面使って描かれてます。しかも顔が愛嬌あって、あまり怖くない。等伯の龍より全然怖くない。この雲龍図を見るだけでも価値があるかもしれません。平安・鎌倉期の仏画、伊藤若冲「鸚鵡図」他にもいい作品がたくさんありました。
日本にあったら間違いなく国宝級という作品群。返す返すも海外に流出させてしまったことを残念に思う。しかし、フェノロサたちが収集できずに行方知れずになった作品も多々あっただろうと考えると、少なくともこれらの作品が海外で大事にされてきたことはありがたいとも思います。そして、日本の至宝がこれだけたくさん一度に見られるのも貴重なことだと。
6/10まで開催です。
2012年04月25日
2012年04月18日
中井貴惠「音語り」
2年ぶりに中井さんにお出でいただきました。松本峰明さんのピアノとともに小津安二郎監督代表作「東京物語」を朗読いたしました。この「音語り」シリーズは、第三作目です。アミーゴでは「晩春」に続き二度目の公演です。映画では原節子、笠智衆、東山千栄子、杉村春子・・・など懐かしい顔ぶれ、大坂志郎さんなんかも出てきますね。貴惠さんの朗読では、杉村春子は本人が話しているようです。結構憎たらしいのですが。

尾道に住む平山周吉70歳(笠 智衆)と、とみ67歳(東山千栄子)が、東京で暮らす子供たちの所へ旅をする話です。医者の長男、美容院を経営する長女、戦死した次男のお嫁さん。しかし子供たちはそれぞれの生活、仕事を持っており、なかなか老夫婦の面倒を見ることができません。唯一東京見物につきあってくれたのは血のつながりのない戦死した次男昌二の未亡人紀子(原節子)でした。それでも二人は元気で働いていている子供たちを見て安心して東京を去ります。しかし とみが帰りの列車の中で体調を崩し尾道に帰ってから死去します。子供たちは”母危篤”の電報で尾道に呼び戻されます。葬式の後、子供たちはそれぞれの仕事に戻っていきます。
今から60年前の映画ですが、現代に置き換えても変わらない家族を描いています。主役は老夫婦と原節子だと思うが、長女の杉村春子が都会的なリズムで、親と子、田舎と都会を際立たせ、見るもの聞く者の立ち位置を感じながら物語を面白く、楽しませるのだろう。名作とは、それを見る自分の立ち位置を感じ、それによって新たな発見をすることができるものなのだと思います。繰り返し見ることで、感慨を新たにするのだろうと。
峰明さんは、ピアノとピアニカで情景を実にうまく表現していました。凛とした貴惠さんの佇まいもいいです。
着物での公演ということで、私も川越唐桟を着ましたぞ。
尾道に住む平山周吉70歳(笠 智衆)と、とみ67歳(東山千栄子)が、東京で暮らす子供たちの所へ旅をする話です。医者の長男、美容院を経営する長女、戦死した次男のお嫁さん。しかし子供たちはそれぞれの生活、仕事を持っており、なかなか老夫婦の面倒を見ることができません。唯一東京見物につきあってくれたのは血のつながりのない戦死した次男昌二の未亡人紀子(原節子)でした。それでも二人は元気で働いていている子供たちを見て安心して東京を去ります。しかし とみが帰りの列車の中で体調を崩し尾道に帰ってから死去します。子供たちは”母危篤”の電報で尾道に呼び戻されます。葬式の後、子供たちはそれぞれの仕事に戻っていきます。
今から60年前の映画ですが、現代に置き換えても変わらない家族を描いています。主役は老夫婦と原節子だと思うが、長女の杉村春子が都会的なリズムで、親と子、田舎と都会を際立たせ、見るもの聞く者の立ち位置を感じながら物語を面白く、楽しませるのだろう。名作とは、それを見る自分の立ち位置を感じ、それによって新たな発見をすることができるものなのだと思います。繰り返し見ることで、感慨を新たにするのだろうと。
峰明さんは、ピアノとピアニカで情景を実にうまく表現していました。凛とした貴惠さんの佇まいもいいです。
着物での公演ということで、私も川越唐桟を着ましたぞ。
2012年04月12日
今年度初事業は。
のこぎり屋根の音楽会アフタヌーンコンサートVol.28を開催しました。今年度の初事業です。「櫻舞〜aube〜」(おうぶ)という男性二人のフルートデュオです。イケメン
です。
アミーゴの庭はまさに桜が満開!名前にぴったりです。この「櫻舞」という名前は、今日のために付けたのではなく、8年も前に付けたものだそうです。それにしてはあまりにグッドタイミング。お客様も驚いたのではないでしょうか!
トークも上手でとても楽しく進行しました。最初は、オペラ魔笛やフリーデマン・バッハのソナタ第3番などクラシックで始まり、後半は日本のさくら、浜辺の歌など親しみやすいメドレーが続きました。やっぱり音楽はいいなぁ、と感じたひと時でした。

アミーゴの庭はまさに桜が満開!名前にぴったりです。この「櫻舞」という名前は、今日のために付けたのではなく、8年も前に付けたものだそうです。それにしてはあまりにグッドタイミング。お客様も驚いたのではないでしょうか!
トークも上手でとても楽しく進行しました。最初は、オペラ魔笛やフリーデマン・バッハのソナタ第3番などクラシックで始まり、後半は日本のさくら、浜辺の歌など親しみやすいメドレーが続きました。やっぱり音楽はいいなぁ、と感じたひと時でした。
2012年04月10日
桜満開2012
4月も早いもので10日が過ぎました。今年は寒い日が続き、桜もやっと満開です。だいぶ遅咲きでしたね。公園では連日多くの方が桜見物に訪れています。花見というと、上野公園の酒宴とごみの山を連想してしまいますが、アミーゴのお客さんは、長時間場所を占有することもなく、ごみも持ち帰り、とてもマナーも良いです。今日も桜を見ながら公園を歩いていたら、“館長さ〜ん“と声を掛けられて、一緒に飲みますか?なんて言われました。とてもいい、のどかな昼下がり、幸せなひとときです。
連日のテレビ、新聞では、北朝鮮のミサイル発射問題、消費税増税の行方、大飯原発の再稼働問題そして政府民主党のこたごた騒ぎ・・・を報じています。人は逆境のなかにささやかな幸せを感じて一生懸命生きているのに、やるべきこと、すべきこと、そして優先順位があるだろうに。為政者の身を切る覚悟が全く伝わってこない。・・・こんなことを考えながら、それでも私はまちに暮らす方々の日々の幸せをこの小さな空間に求めて頭を捻っています。

連日のテレビ、新聞では、北朝鮮のミサイル発射問題、消費税増税の行方、大飯原発の再稼働問題そして政府民主党のこたごた騒ぎ・・・を報じています。人は逆境のなかにささやかな幸せを感じて一生懸命生きているのに、やるべきこと、すべきこと、そして優先順位があるだろうに。為政者の身を切る覚悟が全く伝わってこない。・・・こんなことを考えながら、それでも私はまちに暮らす方々の日々の幸せをこの小さな空間に求めて頭を捻っています。
2012年04月01日
新年度スタート
新年度です。日本人はやはり4月がスタートという観念がありますね。新学期、進入学、新社会人…花々が咲き、青葉が芽吹いてくるこの季節は、希望と不安とが入り交って新鮮な感があります。今日は、アミーゴでは大掃除を行いました。なかなか捨てずに置いてあった不用品を思いっきり処分。片づけることは捨てること。そんな気持ちでね。私も新たなファイルを作ったり、書類を整理したりと、新年度スタートに備えました。
今年度は、どんな年になるか!気を引き締めて、明るく優しく、そして厳しく進みたいと思います。
モクレンやぼけの花があちこちで咲き始め、春を感じるようになりましたが、桜は昨年より遅い開花となりそうです。アミーゴの桜も見頃はだいぶ先のようです。今日館庭の花の写真を撮りました。HPにも掲載しましたのでご覧下さい。
今年度は、どんな年になるか!気を引き締めて、明るく優しく、そして厳しく進みたいと思います。
モクレンやぼけの花があちこちで咲き始め、春を感じるようになりましたが、桜は昨年より遅い開花となりそうです。アミーゴの桜も見頃はだいぶ先のようです。今日館庭の花の写真を撮りました。HPにも掲載しましたのでご覧下さい。

