2017年04月21日

織物研修会

毎年、繊維工業会、アミーゴ織物工房では各地の織物産地や繊維関係の工房などを訪ねて研修を行っています。今年は6日、八王子に行ってまいりました。八王子は絹織物の産地として知られています。今回、多摩織りの澤井織物工場さん、捺染工場の勝田ナセンさんを訪ねました。
八王子市では500年ほど前から養蚕が奨励されており、「多摩織」という絹織物が作られていたという歴史があります。多摩織は、幕末から明治中頃まで、甲州街道を通り、横浜からフランスなど海外に輸出されていました。その後多摩織は、昭和初期から戦後の着るものがなかった時期に急成長。しかし大量生産の時代に入ると合成繊維が台頭し、昭和35年以降衰退していきます。
澤井織物さんは、昭和11年頃の先々代は「つづれ織」を、昭和45年頃の先代の頃には「お召し」(※縮緬ちりめんのような先染めの着物)を作っていました。100年以上続く古い機屋です。多摩織を作り続け、技術を継承しています。
また、日本の有名ブランドやデザイナーとのコラボも行い、着実に知名度を上げています。グーグルとの協力で、電気が通る糸を織り込んだ洋服も開発しています。表面を触るだけで“スマホの画面”が反応する仕組みだとのこと。ただの機屋ではないですね!いい勉強になりました。
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勝田ナセンさんは、シルクスクリーンプリント(手捺染)と呼ばれる技法で染色を行っています。友禅糊を使用した風呂敷から インクジェットプリントを用いたアパレル製品まで業務内容は多岐に渡っています。私もタオル工場を営んでいた時は、プリント工場によく通いました。アミーゴの前身の組合工場にもナセン場がありよく通いました。工場を見て本当に懐かしく思いました。ここのおかみさんが元気でとても親切に気持ち良く案内をしてくれました。敷地内に「からん」というショップを出していて、手拭い、小風呂敷、小物などの販売をしておりまして、おかみさんのお話が良かったのでしょう、多くの品物に手が出てしまいました。

お昼も良かったです!あきる野の燈々庵さんでの古民家でのお料理、庭には枝垂れ桜が満開でした。
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posted by mizuさん at 11:50| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする