埼玉県には意外に城(址)が多い。戦国時代だけでなく、その前から武士団の争いや鎌倉幕府、戦国大名の登場などで常に勢力がせめぎ合う場となっていたからだといいます。今までも、川越城や行田の忍城、嵐山の菅谷館など有名どころは回りましたが、今回の鉢形城址は、意外と知られていませんが、とてつもなく広く歴史館も整備されており素晴らしいものでした。
鉢形城は戦国時代の代表的な城郭で、日本100名城のひとつに数えられます。文明8年(1476年)に築城され、後に北条氏康の四男である氏邦が整備・拡充を行い、関東地方において有数の規模を誇るまでの大きさとなりました。
川に挟まれた断崖絶壁の上に築かれた天然の要塞であったために、武田信玄や上杉謙信をも跳ね返したと言われる堅城でしたが、豊臣秀吉による小田原攻めの際に前田利家や上杉景勝らに包囲され、攻防戦が展開。1か月余り籠城したのち、城兵の助命を条件に開城しました。

歴史館の資料では、北条氏康の次男氏政が北条家を継ぎ、三男氏照が八王子城、四男氏邦が鉢形城、五男氏規が韮山城将として豊臣方と戦ったとありました。次は、八王子城址に行こうと思った次第です!

帰りに寄った、ときがわ町のお蕎麦屋「戸隠そば 成木屋」さん、美味しかったです!
posted by mizuさん at 16:21|
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