2018年09月17日

藤田嗣治展

東京都美術館で「没後50年 藤田嗣治展」が開催されています。やっと時間が取れて行ってまいりました。エコール・ド・パリの寵児のひとり、藤田嗣治(レオナール・フジタ)が世を去って50年目にあたる節目に、画家の全貌を展覧する大回顧展です。藤田嗣治は、明治半ばの日本で生まれ、80年を超える人生の約半分をフランスで暮らし、晩年にはフランス国籍を取得して欧州の土となりました。
展覧会は、「風景画」「肖像画」「裸婦」「宗教画」などのテーマを設けて、藤田芸術を分かり易く解説しくれています。藤田の代名詞ともいえる「乳白色の下地」による裸婦の代表作、初来日となる作品やこれまで紹介されることの少なかった作品も展示されています。 
太平洋戦争期の作戦記録画も手がけるなど、藤田の生涯がつぶさにたどれ、その活躍を振り返る、見ごたえあふれる素晴らしい企画でした。
様々な作品がありましたが、私はやはり、あの「白」に魅了されました。藤田の描く女性の肌の透明感、でも暖かさも感じます。その繊細な線描がステキです。 吸い込まれそうな世界に不思議を感じます。久しぶりに感動した質の高い美術展でした。
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藤田が住むこととなったフランス・モンパルナスには、ピカソもいればシャガール、モディリアーニらも、若きアーティストとその卵がひしめいていたのでした。のちに20世紀美術史に名を残す面々が、身を寄せ合うようにして暮らし、腕を競い合っていました。遠い日本からフランスへと、藤田の志の高さと熱さが伝わってこちらの気持ちも熱くなりました。
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posted by mizuさん at 13:46| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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