2020年12月14日

狂言三人会

12月4日金曜日、大蔵流狂言師山本泰太郎さん、則孝さん、凜太郎さんによる「狂言三人会」を開催しました。
本来ならば、本年6月に山本東次郎師を迎えて「いるま狂言会」を開催するはずでしたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により中止を余儀なくされてしまいました。本年度の公演は諦めて…と考えておりましたが、多くの方から「残念だ、何とか山本狂言を観たい」との声を頂きました。そこで、スタッフと山本泰太郎さんで相談し、入間から狂言の炎を燃やし続けようと泰太郎、則孝兄弟、そして泰太郎さんのご子息である凜太郎さんの三人による会を開催する運びとなりました。演目は、「茶壷」「地蔵舞」です。

例年の狂言会とは違ったアミーゴらしい内容をと考え、狂言のほかにワークショップで狂言の歩き方走り方など所作の体験やトークを交えて三人とお客様との距離を縮める工夫などしてみました。お陰様で古典芸能ではありますが、和やかな雰囲気で進めることができました。また、来年6月26日(土)には、入間市産業文化センターにて「いるま狂言会」を開催する予定ですので、期待を持っていただけるようにと。東次郎師からはビデオでメッセージを頂きました。

ちなみに、茶壷は、初夏の演目のように感じますが、「口切り」といって、新茶を入れた茶壷の封を切るのがこの季節だそうです。初夏に摘んだ新茶が詰められ、封をして、茶家の元に届けられます。「口切の茶事」では、この茶壺の封を切って、当年初の濃茶を点てます。「口切りや南天の実の赤きころ」と夏目漱石が詠んでいる通り、11月は炉開きの時期でもあり、「口切の茶事」では、当年初の新茶を口にできる喜びを分かち合う祝意を持って執り行われることから、茶人の正月と言われているそうです。
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posted by mizuさん at 13:31| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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