2016年07月15日

新町紡績所 見学

11月19日土曜日にアミーゴで「絹と木綿のものがたり 糸でつながるまちづくり」フォーラムを開催します。このフォーラムでは、県内の繊維、織物などをテーマにまちづくり活動を行っている団体をアミーゴに集め、活動紹介のほか埼玉地域の織物や繊維に関する講演会、演劇公演、三味線公演、そして織物体験、着付け体験を行います。
県内といっても、明治期の製糸産業は、富岡を始め群馬とも関係が深く、また出来上がった糸は高崎線を通って八王子、横浜へと続き外国へ輸出されていきました。ですから、このフォーラムでは、群馬高崎、前橋そして横浜の団体の方にも参加いただく方向で計画しています。
この計画は、埼玉県の補助金にも採択され、現在準備作業に追われています。そんな折、高崎から参加していただける「たちあがれ!新町紡績所の会」の皆さんと意見交換をする機会ができました。我々の実行委員5名で、事務局のある高崎新町商工会を訪問しました。この意見交換会の状況を、地元の上毛新聞社さんが取材をしてくれました。群馬にとって絹産業は富岡製糸場を中心に大きな文化、観光、まちづくり資産であるんだなと認識しました。埼玉から「糸でつながろう」と仲間がやってきた、という印象でした。新聞記事を掲載しますので見てください。
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そして、嬉しかったのは、会の方々が保存活用運動を行っている「新町紡績所」を見学できたことです。現在この紡績所は、クラシエフーズという会社工場の敷地内にあります。クラシエフーズは、元カネボウフーズで、明治期に鐘ヶ淵紡績が所有したことから始まっています。富岡製糸場が片倉工業が所有して現存したこととよく似ています。クラシエフーズは、アイスクリームを製造していて、稼働している工場でもあり、衛生面からしてもなかなか外部の人を立ち入れるということは難しい事です。今回、会の方々のお蔭で、1時間以上にわたり隅々まで見学と解説をしていただきました。会の方々と会社の信頼関係ができているのだなと感銘しました。
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11月、素晴らしいフォーラムが開催できるよう頑張ろう、と改めて思いました。
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2016年07月13日

織物工房研修会 岡谷

アミーゴには、ここが「仏子模範工場」、「埼玉県繊維工業試験場」と繊維に関わりのある施設であったことから織物と染物の工房があります。アミーゴの織物工房は、現在毎週水、木、金、土曜日に開講しています。この工房の研修で、岡谷市にある蚕糸博物館と旧林家住宅を視察研修してまいりました。

岡谷蚕糸博物館
2014年8月1日(金)リニューアルオープンしました。15年位前に行ったことがありましたが、まったく新しくなっていました。
岡谷は明治初期よりわが国の生糸産業の一大生産地として発展しました。わが国の近代化に大きく寄与し、海外から「シルク岡谷」と呼ばれてきました。岡谷蚕糸博物館は明治初期からの製糸機械類を時代的背景に基づき展示し様々な体験や創作活動ができる、わが国唯一の展示施設です。また株式会社宮坂製糸所を誘致し、実際の製糸も間近で見ることもできます。
事前に見学の予約を入れておきましたので、学芸員さんにゆっくり説明をいただきました。実際に蚕を触らせていただきましたが、最初ちょっと気味の悪いようにも感じましたが、蚕の話を聞いて、だんだん慣れてくると愛着がわいてきました。可愛いですよ!
宮坂製糸所の工程では、90歳のおばあちゃんが糸を作っていました。凄いですね、昔から働いていたのでしょうか。お元気な姿に感銘しました!
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旧林家住宅
製糸家であり実業家であった初代林国蔵の居宅。茶室と洋室が隣り合わせに接し、金唐革紙の和室がある貴重な文化遺産。国重要文化財です。住宅は、主屋と離れの座敷、茶室、洋館に分かれ、主屋の南側には繭倉庫の形式をとどめる土蔵が並んでいます。とくに希少価値が高いのは、西洋装飾の芸術、「幻の金唐革紙」と呼ばれる壁紙が張り巡らされている離れの2階の和室です。金唐革紙は欧米の建物の壁紙として輸入されていたもので、和室に使われることは一般になかったことです。天井・壁・襖・床の間の壁に全て金唐革紙が張り巡らされており、荘厳な雰囲気を演出しています。洋館部分は、入間の西洋館と同じ用途で、外国人の商人を向かい入れた迎賓館的な使い方をしていたようです。
屋敷のすぐ脇上に中央高速道路が走っていました。なんとなく悲しいというか、不思議な風景です。
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お昼は、名物の「うなぎ」。これも大きな研修の一つです!
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2016年07月03日

アート散歩 山梨

今年度のアート事業で、美術館やアート価値のある史蹟を巡る「アート散歩」が1日に開催しました。募集と同時に定員いっぱいになるほど人気事業です。今回は、大型バスで山梨の韮崎大村美術館、山梨県立美術館を巡りました。大村美術館は、昨年ノーベル生理学・医学賞を受賞した女子美術大学理事長でもある大村智博士が40年来、収集してきた絵画や陶磁器などを集めた美術館で平成19年に設立されました。「優れた美術品は個人だけで楽しむものではない」「絵は人の心を豊かにし、人を癒やす力がある」と韮崎市に寄付しました。
一階は常設展示として上村松園、三岸節子、片岡球子、堀文子ら女流作家の作品が展示されており、季節ごとに企画展が開催されます。二階は鈴木信太郎を中心とした男性作家の作品が展示され、また島岡達三や浜田庄司らの陶器が展示されている展望室からは、八ヶ岳や茅ヶ岳、さらには富士山のパノラマを望むことができます。
作品は見ごたえあるものがずらり並んでいます。また、こじんまりとした館は、鑑賞するにはちょうどよい大きさです。
美術館の隣には、日帰り温泉施設とそば屋があります。両方とも大村博士が作ったものです。温泉は天然掛け流しの湯「白山温泉」。両親から『世の中の人々のためになることをしなさい』と言われて育ちました。そこで、村の人たちが井戸端会議をする場所が少なくなった、それなら風呂もあるといいということで作ったそうです。
今や人気の美術館です。見学中も多くの来館者が訪れましたね。山形から来たというご夫婦もいました。
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県立美術館はミレーの博物館として有名です。私も今回3回目です。さすがミレーの部屋は圧巻です。私、昔ミレーの絵は好きではなかったんです。1,2年前ある展覧会で見てから突然好きになってしまいました。暗い絵だなぁと思っていたものが、哀愁を帯びて、一日一日を懸命に暮らす人々に力強さや幸せを感じました。
昼食の「ほうとう」、途中寄った「韮崎道の駅」「勝沼のワイナリー」も旅の彩を添えくれました。
参加された方々のアンケートは、皆さん充実したアート散歩を感じてくれた内容でした。またの機会をお楽しみに!
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2016年06月26日

アミーゴ狂言会IN産文センター

25日土曜日、大蔵流山本会一門とお囃子方を迎え、狂言会を開催しました。例年アミーゴで開催していますが、今回は入間市制施行50周年の記念事業として、多くの方に狂言を紹介したいと、400人キャパの入間市産業文化センターをお借りしての公演としました。
入間市において狂言会は、入間市博物館を会場に開催して以来、二十余年の歴史があります。当初和泉元彌一門の公演でしたが、今から十五年程前に、四世山本東次郎師の弟で狭山市にお住まいの則直師(平成二十二年四月逝去)の子息である山本泰太郎、山本則孝ご兄弟と知り合うことをきっかけに、会場をアミーゴに移し引き継がれて今日に至っています。
今回は、(公財)入間市振興公社さんとの共催で、所作台などお借りできたり、職員さんも協力していただき、非常に助かりました。
今回記念事業でもあり、お囃子を入れようと考え、演目は、二人袴のほか、八尾、髭櫓というお囃子入りの曲も取り上げました。もちろん東次郎師の狂言のお話もありました。お客さんは、非常に反応が良く「笑い」の場所を心得ている方が多く、やはり長年狂言会を続けてきた賜物では!と思いました。こんな時は、開催者冥利を感じます。八尾は難しい曲で少しコックリコックリしている方もありましたが、お囃子、謡、舞が絶妙に質の高い舞台を表現してくれたと感じました。
日本古来の伝統芸能は,長い歴史と伝統の中から生まれ,守り伝えられてきた国民の財産です。将来にわたって継承され,発展を図っていく必要があると思います。二〇一二年には、山本東次郎師が人間国宝に認定され、増々伝統芸能に対する関心が多くの市民に高まることを心から願う次第です。
場所が違うことで、スタッフのみんなも大変だったと思います。でもそのお陰で大成功でした。その後の打ち上げ会も盛大に行われました。本当に感謝、感謝です。
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2016年06月22日

エントランスアート

アミーゴのエントランスは、昭和12年に建てられた埼玉県染織指導所の面影を残すレトロな場所です。ここの壁に若い作家さんのアート作品を2ヶ月おきに展示しています。6,7月は山内賢二さんの作品です。最近の作品は、ジャンルが判別しにくいものが多くて、作品の紹介をするのがとても難しいものです。しかし、心に響く作品が多く、来館される方々に喜ばれています。文化芸術で安らぎと活気を発信していく館の玄関として大切な役目を持っている事業だと感じています。
お時間がりましたら、ぜひお立ち寄りください。
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2016年06月12日

富山旅行

恒例の学生時代の仲間旅行に行ってきました。今回は、参加者20人の越中の旅です。新高岡駅集合で、高岡の開祖前田利長の菩提寺、瑞龍寺〜砺波の慶派の作といわれる阿弥陀如来像がある常福寺〜五箇山相倉集落合掌造り〜五箇山荘泊〜合掌造り村上家見学〜井波八日町通り〜井波彫刻の原点である瑞泉寺〜昼食、志ようず〜新高岡駅と回ってきました。
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この後、同じ学年プラスワンで富山に出て、市庁舎展望台〜富山城址〜松川船巡り〜市内泊〜豪商の家内山邸〜岩瀬の街並みと北前船海鮮問屋森家〜氷見漁港場外市場ひみ番屋街〜雨晴海岸〜富山と巡りました。
五箇山以外は初めてのところでした。学生時代の仲間と楽しいひと時でした。でした。これかもこのたびが続けられますように!
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2016年06月11日

赤穂義士 講談バスツアー

6月に入り梅雨空のもと、アミーゴ古典芸能企画「講談師と行く江戸探訪バスツアー・忠臣蔵の地を巡る」を開催しました。アミーゴで何度かお世話になっている宝井一凛さんのガイドで江戸城松の廊下〜江戸東京博物館〜回向院〜吉良邸〜お江戸両国亭〜泉岳寺と巡りました。
数年前から練っていた企画でしたが、実現できてとてもよかったです。何よりチケット販売、即完売という人気とアンケートでお客様が良い内容であったと喜んでくれたことがうれしかったですね。いきなり実施するのではなく、何度か一凛さんの講談会を開催してお互いの関係を築き、この企画についても相談に乗ってもらいました。
お江戸両国亭では、一凛さんの講談「赤穂義士銘々伝・中山安兵衛」を一席聴くなどツアーを盛り上げていきました。
私も初めて行ったところが多く、とても新鮮でした。似たような企画も都内から出発するものはあっても、なかなか地元からバスでとなると少ないと思います。そんなところも喜んでくださったのだと思います。皆さん、勉強熱心です。こうした企画で日ごろの思いを叶えてあげたいと思いました。スタッフも事前調査からお弁当や寄席の手配など大変でしたが、成功に終わりホッとしています。一凛さんありがとう!次の企画に向けてがんばろう!
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2016年05月27日

第10回NPOアミーゴネット総会

私たちのNPO法人入間市文化創造ネットワークの総会が10回を数えました。早いものだなと感じます。あの頃は、良い事業をやろうと緊張感とともに気持ちばかりが先行して少しまじめすぎていたような気がします。最近は、アミーゴの施設が少しでも市民の憩いの場になるように一日カフェのオープンを考えたり、アミーゴグッツを作ったり、ウォーキング会で訪れた方に施設の案内やテラスでミニ演奏を行なったりと様々な取り組みができるようになりました。決して余裕ができたというものではなく、時間の流れとともに運営者がアミーゴになじんできたのだと思います。
総会後の交流会では、市長、教育長、市議さんはじめ多くの来賓招待者の方々にアミーゴ事業を紹介しました。劇団アミーゴは例年のごとく楽しませてくれましたが、今年は狂言師の山本泰太郎さんも来ていただき、6月25日に産業文化センターで行う「市制施行50周年記念 狂言とお囃子」の宣伝も兼ね謡を披露していただきました。
今年は、NPO法人設立10年とともに、アミーゴ開館15年、市制施行50年、アミーゴの基となる仏子模範工場建設100年の記念すべきエポックイヤーです。この機会を活かして新たな取り組みに挑戦していきたいと思います。その一つは、他団体とのネットワークづくりです。まちづくりや文化、観光などをテーマにしている団体や公共と緩やかに繋がっていこうと思います。これから、このブログでその繋がりを少しづつでもお知らせできたらと考えています。お楽しみに!
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2016年05月23日

鳩山会館

行こうと思っていてなかなか行けなかった鳩山一郎の自邸である「鳩山会館」に行ってきました。鳩山家の人々が70年間、4世代にわたり住み続け、そして今、大切に保存されているものです。バラが綺麗だとの情報もあって楽しみにして。いろいろな近代建築の見学をしてきましたが、政治家の家は初めてかな。無駄に大きくなく、鉄筋コンクリートの瀟洒な建物でした。西洋建築でありながら部屋と部屋とを仕切る大きな折れ戸を開け放つと、二つの応接間と食堂とサンルームのすべてが一つの部屋のようにつながってしまうなど和風の続き間のような作りは珍しい。階段部分にある大きなステンドグラスが良かったです。何よりびっくりしたのは、建物めぐりバスツアーの一行やはとバス観光の人などもあって見学者の多いことでした。二階から空を見上げ、バラの庭を見降ろして座っていると、日々の忙しさを忘れます。昔、ここを舞台に政治が動いていたのかと、歴史を振り返りました。
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設計者の岡田信一郎は、大正、昭和初期に活躍した建築家です。様式建築の名手といわれ、和洋いずれのスタイルでもすばらしい手腕を見せました。若い頃からその才能は認められ、大阪中之島の中央公会堂コンペでは、29歳の若さで、なみいる先輩建築家を抑えて一等当選を果たしました。歌舞伎座(1925)、日本赤十字社(1925)などの作品を手掛け、和洋どちらの様式も見事にこなす表現力は当時の建築家の中でも群を抜いていました。鳩山一郎とは中学時代からの親友で、1932(昭和7)年、代表作である明治生命館(1934)の完成を見ることなく惜しまれながら50歳で逝去しました。
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2016年05月22日

こんにゃく座公演「ピノッキオ」

先週末、オペラシアターこんにゃく座の公演とワークショップを開催しました。子どもを対象にし、埼玉県から助成金を得て開催いたしました。ワークショップでは、親子でこんにゃく座のお兄さんとゲームや歌、ダンスを習いました。上手に子どもとの距離を詰めて、最後は参加者一体となって楽しみながら踊るのです。この流れはどんな場面にも大切なことですね。事業だけでなく、コミュニケーションに欠かせないものだと感心しました。もちろん、公演もピノッキオを通して、人間の愚かしさや強さ優しさ、そしてたくさんの経験をして、自分を自覚していくストーリーに大人にとっても見ごたえ十分だと感じました。
こんにゃく座さんは、「新しい日本のオペラの創造と普及」を目的に掲げ、1971年に創立されました。自国語のオペラ作品をレパートリーとし、恒常的にオペラを上演する専門のオペラ劇団としてオペラシアターこんにゃく座は設立され、巡回公演を開始しました。アミーゴでは8年前にもお呼びし、その時は「どんぐりと山猫」を公演しました。
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posted by mizuさん at 17:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする