会合があって福岡に行ってきました。3月とは言え、まだまだ寒い九州です。太宰府天満宮、九州国立博物館、門司港レトロ地区、日清講和条約締結地(下関・山口県ですが)など見学して来ました。考えてみると、初めての福岡県の旅でした。
太宰府天満宮は、太宰府に左遷されて亡くなった菅原道真公が祀られています。本殿は、菅原道真公の墓所の上に立っているのですね!初めて知りました。現在の建物は1591年に再建したもので、国指定の重要文化財です。2023年5月より、124年ぶりとなる本殿の改修が行われており、終了までの約3年間、菅公の御神霊は仮殿に移されています。仮殿の設計は建築家の藤本壮介が手掛け、道真公を慕う梅の木が一夜のうちに大宰府まで飛んできた飛梅伝説から着想を得て、鎮守の杜の豊かな自然が御本殿前に飛翔し、仮殿としての佇まいをつくり上げることがコンセプトとなっています。黒を基調とし、屋根の上にも梅などの森が広がる現代的かつ斬新なデザインとなっています。一見の価値ありますよ!太宰府天満宮では、西高辻信宏宮司さんにご案内をいただきました。西高辻家は、太宰府天満宮の社家として宮司職を世襲しており、信宏氏は、御祭神・菅原道真公から数えて40代目に当たります。まだ40代半ば、東大卒業後、ハーバート大ライシャワー研究所客員研究員として留学するなど国際派の方ですが、穏やかな口調で親切にご説明をいただきました。
天満宮に隣接した九州国立博物館に行きました。日本で4番目の国立博物館として2005年に開館しました。この九州国立博物館の誘致・建設のための募金活動等を行い、開館後も博物館を支援しているのが「(公財)九州国立博物館振興財団」です。今回の会合の幹事がこの財団の理事長さんでもあり、特別にバックヤードツアーをさせていただきました。さすがに国立の博物館です、文化財研究、保護、公開のために温度、湿度など高度な管理のもとに運営されていました。
毎食、郷土の美味しい料理も堪能しました。
posted by mizuさん at 17:06|
Comment(0)
|
日記
|
|